万葉集研究の第一人者であり、元号「令和」の考案者である国文学者中西進先生をお招きして「梅花に寄せる万葉の心」 と題して、万葉集の中の梅にまつわるお話を中心にご講演をいただきました。梅花の宴の歌や梅の秀歌を会場の皆さん 全員と合唱する場面もあり、梅の里青梅にふさわしい講演会でした。
photo-1中西進先生(高志の国文学館館長)
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photo-3 コロナ対策で席間隔を空けて実施(参加者:350名)
photo-4 浜中啓一青梅市長よりのご挨拶
photo-5 青梅市への激励の色紙をいただきました
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ご説明いただいた「梅花」にまつわる万葉の歌をいくつか紹介します ・春さればまづ咲く宿の梅の花 独(ひと)り見つつや春日暮(はるひくら)さむ …巻五-八一八 山上憶良 ・わが園(その)に梅の花散るひさかたの 天(あめ)より雪の流れ来るかも …巻五-八二二 大伴旅人 ・ひさかたの月夜(つくよ)を清(きよ)み梅の花 心開(こころひら)けてわが思(も)える君 …巻八-一六六一 紀郎女(きのいらつめ)
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