Ⅴ-5(2)梯剛之ピアノリサイタル    目次表へ


2024年12月15日(土) プリモホールゆとろぎ 大ホール

 全盲のピアニスト梯剛之のピアノリサイタルを開催いたしました。梯剛之さんは小児がんにより、生後1ヶ月で失明。ハンディキャップを抱えながらも、懸命に努力し、プロのピアニストとして活躍しております。今回の演奏会は曲目解説の他、曲目について、ご自身の感想もお話しいただきました。ご来場いただいたお客様のアンケートより「とても感動した」「心が豊かになった」といったお声を頂戴し、皆さまの心に残る演奏会となりました。

<・下段プログラム・観客数:451名>



photo-1:多くの方にご来場いただきました。


photo-2:梯剛之さん入場


photo-3:梯剛之さん


photo-4:花束贈呈


photo-5:終演後、サイン会は大盛況でした。


<プログラム>

ラヴェル :亡き王女のためのパヴァーヌ
ショパン :雨だれのプレリュード・子犬のワルツ
ドビュッシー :アラベスク 第1番
モーツァルト :ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K. 310
ショパン :スケルツオ第2番・別れの曲・英雄ポロネーズ
ベートーヴェン :ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 作品27-2『月光』
アンコール シューベルト :即興曲 変ホ長調作品90-2  <抜粋動画へ>

梯剛之

1977年生まれ。小児癌により生後1ヵ月で失明、4才半よりピアノを始める。小学校卒業と同時にウイーン国立音大準備科入学。盲人弱視者国際音楽コンクール(チェコ)、エトリンゲン青少年国際ピアノコンクール(独)最年少優勝、ロン=ティボー国際コンクール第2位、ショパン国際コンクールワルシャワ市長賞他。都民文化栄誉章、出光音楽賞、点字毎日文化賞受賞。フランス国立管弦楽団、NHK交響楽団など国内外のオーケストラ、小澤征爾、ジャン・フルネ、他多くの指揮者と共演。TV朝日「徹子の部屋」、NHK「芸術劇場」「N響アワー」、BSテレ東「おんがく交差点」等出演。佐々木弥栄子、高岡慶子、阿部美果子、E.D=ヴァイスハール各氏に師事。リサイタル・ライブ他CD多数。





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